VLOOKUPの使い方:別のシートから引っ張る方法
VLOOKUPは「このコードの価格は?」を、別の表から探して持ってくる関数です。必要なのは「何を」「どこから」「何列目を」の3つだけ。範囲は、キーボードで打たず、マウスで選べば間違えません。
- 確認した環境
- 【要記入:例 Excel 2019】
- 確認日
- 【要記入】
- 出典
- Microsoftサポート「VLOOKUP関数」(公開前にURLを記入)
やりたいこと
「注文」シートに、商品コードだけが書いてあります。「価格表」シートから、価格を持ってきて、注文の横に出したいです。
シート「価格表」
| A | B | C | |
|---|---|---|---|
| 1列目 | 2列目 | 3列目 | |
| 1 | コード | 商品名 | 価格 |
| 2 | A001 | りんご | 120 |
| 3 | A002 | みかん | 80 |
| 4 | A003 | ぶどう | 300 |
シート「注文」
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 注文コード | 価格 |
| 2 | A002 | ← ここに80を出したい |
| 3 | A001 | |
| 4 | A003 |
3つの言葉を、色で覚える
検索値範囲列番号
| 言葉 | ひとことで | 今回の場合 |
|---|---|---|
| 検索値 | 探したいもの | 注文シートの A2(A002) |
| 範囲 | 探す先の表 | 価格表シートの A2からC4(緑の部分) |
| 列番号 | 範囲の左から、何列目を答えにするか | 3(青の列。左から3列目) |
列番号は、シートのC列という意味ではありません。選んだ範囲の中で、左から数えます。
手順:マウスで範囲を選んで、式を作る
注文シートのB2から始めます。
- 注文シートの B2 をクリックします。
=VLOOKUP(と入力します。- 注文シートの A2 をクリックします(検索値)。そのあと
,(カンマ)を入力します。 - 下の「価格表」のタブをクリックして、A2からC4をドラッグで選びます(範囲)。
価格表!A2:C4と自動で入ります。 - そのまま
F4キーを1回押します。価格表!$A$2:$C$4に変わります($の意味は次の項目で説明します)。 ,3,FALSE)と入力して、Enterを押します(列番号は3)。
注文シートに戻り、B2に 80 と出れば成功です。出来上がった式は、こうなります。
=VLOOKUP(A2,価格表!$A$2:$C$4,3,FALSE)
「価格表!」は、「価格表シートの」という意味です。シート名にスペースがあると '価格 表'! のように、自動で ' ' が付きます。マウスで選べば、自動で正しく入ります。
下の行にも、コピーする
B2をクリックして、右下の小さな四角(■)を、B4までドラッグします。ダブルクリックでも下まで入ります。B3は120、B4は300と出ます。
$(ドル)は何のため?
$ は「ここは動かさないで」という印です。
式を下にコピーすると、Excelは、気を利かせて範囲も1行ずつ下にずらします。そのままだと、価格表の外を探してしまいます。
| $なし | $あり |
|---|---|
| 2行目:A2:C4 3行目:A3:C5 4行目:A4:C6 ← ずれる | 2行目:$A$2:$C$4 3行目:$A$2:$C$4 4行目:$A$2:$C$4 ← そのまま |
VLOOKUPの範囲は、書いたら、F4を押して $ を付けると覚えてください。くわしくは、$の意味と付け方で説明しています。
つまずきやすい3点
- 探したいものが、範囲の一番左の列にある必要があります。今回は、コードが価格表のA列(範囲の左端)なので、OKです。
- 列番号は、範囲の中で数えます。範囲がB列から始まるなら、B列が1です。
- 最後は、基本的にFALSEです。省略すると、意図しない値が出ることがあります。
エラー(#N/A)が出た時は、VLOOKUPで#N/Aが出る時の直し方を見てください。
自分の表で、式を作ってみる(式メーカー)
4つの項目を入れると、コピーして使える式ができます。シートの名前が同じなら、空欄のままでもOKです。
VLOOKUP式メーカー
表のはじめのセルは、探したいものが入っている列(一番左の列)から始めてください。$ は、自動で付きます。
迷ったら、これだけ!
この順番で作れば、間違えません。
=VLOOKUP(と入力- 探したいセルをクリックして、
, - 別シートの表をドラッグして選び、
F4を1回押して、, 列番号,FALSE)を入力してEnter
- 探したいものが、範囲の一番左の列にある
- 範囲に
$が付いている - 最後が
FALSEになっている
F4キーで $ が付かない場合(ノートPCなど)は、Fn+F4 を試してください。Macでは ⌘+T です。